linuxの共有ライブラリの設定と永続化

共有ライブラリの設定

下記のように環境変数LD_LIBRARY_PATHを使うと、パスを共有ライブラリに追加します。これは再起動すると消えます。

export LD_LIBRARY_PATH=/home/root/lib:$LD_LIBRARY_PATH

永続化の設定

上記を起動時に毎回行うのは面倒なので、永続化する場合は/etc/ld.so.confに追加したいパスを記載する。

 /home/root/lib

キャッシュを更新

Linuxはパス検索時に/etc/ld.so.cacheを参照するので、/etc/ld.so.confを更新したら、ldconfigコマンドで/etc/ld.so.cacheを更新する。

# ldconfig

 備考

Linux上でLD_LIBRARY_PATHで指定したパスは、/etc/ld.so.confのパスよりも優先される。